【香港共同】中国建国から70年を迎えた1日、「逃亡犯条例」改正案を発端とした抗議活動が続く香港で、計数万人の市民らが無許可のデモを決行、若者らと警官隊が各地で激しく衝突した。香港警察などによると、警官が九竜半島の衝突で実弾1発を発砲、高校2年の男子生徒(18)が左胸を撃たれて重体となった。一連のデモで実弾発砲による負傷者は初めて。

 デモ隊は警察の「暴力」を批判、独立調査委員会の設置を求めており、今回の件で抗議活動が激化する可能性がある。警察は各地で催涙弾を発射、多数を拘束した。香港政府によると51人が負傷、うち2人が重体。うち1人は男子高校生とみられる。