三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、開発中の次世代主力ロケット「H3」の打ち上げの際、発射場所までロケットを動かす運搬台車を愛知県半田市で報道陣に公開した。自動運転で150メートルの距離を、人が歩くよりもゆっくりと移動した。

 運搬台車は、組立棟で発射台上に立てたロケットを、台ごと持ち上げて発射場所へ動かすために使う。全長約25メートル、重さ約150トンで、56個のタイヤを駆使し時速2キロで進む。宇宙空間や未来などをイメージし、青・黒・白の3色で塗装してある。

 性能は、現在主力のH2Aロケットなどを運ぶ台車とほぼ同じという。