難病や障害と聞いて、自分ごとと感じる人がどれだけいるだろう。心や体を思うようにコントロールできない、他人に分からない痛みに悩まされている、一人で生活できない。家族にいたり、仕事やボランティアで関わらない限り、多くの人にはどこか暗い、異世界の話にとどまるかもしれない。苦労や困難が避けられなくとも、誰しも日々の楽しみ、生きがいはあるはず。有名なアスリートでも芸術家でもない。難病や障害とともに市井で暮らす人々の日常を伝えたい。当事者が送る「刻(とき)」を知ることで、私たちはもっと優しくなれると信じる。

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いわて 難病 障害とともに

郷家準一さん(中央)と旅の同人誌を見る佐藤貴義さん。「(郷家さんは)大学が東京で、自分にとっては〝都〟の文化を持ち帰ってくれる存在だった」と語る=奥州市水沢・郷家さん宅
郷家準一さん(中央)と旅の同人誌を見る佐藤貴義さん。「(郷家さんは)大学が東京で、自分にとっては〝都〟の文化を持ち帰ってくれる存在だった」と語る=奥州市水沢・郷家さん宅