岩手日報社を休職し、昨年10月まで約半年間かけ、米国三大トレイル(長距離自然歩道)の一つ「パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)」を歩いた。灼熱(しゃくねつ)の砂漠や、絶景が続く3千メートル級の高山帯、野生動物との出合いなど旅の思い出を振り返る。

(報道部・菊池健生。5回続き)

米ロングトレイル挑戦記

晩秋のトレイルからアダムズ山(左)を望む
晩秋のトレイルからアダムズ山(左)を望む
トレイルで出会った米国人ハイカー。地元の友人同士で歩きに来たという

 パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)

  米国西海岸のカリフォルニア、オレゴン、ワシントンの3州とカナダ西部のブリティッシュコロンビア州を結ぶ総距離約4200キロの長距離自然歩道。4~6カ月かけて北向きに歩くルートが一般的で、歩くにはパシフィック・クレスト・トレイル協会が発行する許可証が必要。同協会によると2017年に発行した許可証数は6069件で、ハイカー数は増加傾向にある。