
新型コロナウイルス感染症の拡大で卒業式の中止や縮小が相次ぐ中、岩手日報など全国の地方紙やNHK、ネットメディアなどが幅広く協働し展開している「#みんなの卒業式」プロジェクトに、多くの声が寄せられている。
「当たり前のことの大切さに気づいた」「短い間だったけれど、きちんとお別れできて良かった」-。いつも通りにできなくても、卒業生の人生に節目をきちんとつけてあげようと、在校生、教職員、保護者らあらゆる人たちが思いを込めた、2020年3月。
寄せられたみなさんの声をもとに、忘れられない思い出となるであろう、小さな思いやりの一つ一つを取材した。