岩手県内倒産、22年度は42件 コロナ禍が影響、3年ぶりに増加

東京商工リサーチ盛岡支店は5日、2022年度の県内企業倒産状況を公表し、件数は42件(前年度比40・0%増)だった。長引く新型コロナウイルス禍やエネルギー価格の高騰が響き、3年ぶりに増加に転じた。
負債総額は56億3100万円(同63・4%減)で、中小・零細企業の倒産が目立った。件数が増えた要因は、コロナ対応の実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済が始まったことも影響したとみられる。
産業別ではサービス業他13件、建設業12件、製造業6件など。原因別では販売不振が33件、既往のしわ寄せ(赤字累積)4件など。形態別は破産39件、特別清算2件、銀行取引停止1件だった。
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記事全文は、4月6日付の岩手日報本紙をご覧ください。