一関工高、地域に一役 課題解決へ成果報告

一関工高(菅原基校長、生徒337人)は5日、地元の住民や企業と連携して地域課題の解決を目指す「技術・知識を地域につなげるプロジェクト」の成果報告会を開いた。普段の学びを地元に還元した3年生は地域のさらなる発展を願い、住民は地域愛の詰まった活動に感謝した。
一関市狐禅寺の市総合体育館で開き、3年の代表者や地域住民ら約60人が参加。電気電子科は「子供向けイベント・出前授業を実施して」、電子機械科は「地域活性化に向けた企業連携プロジェクト」、土木科は「岩手・宮城内陸地震から学ぶ」とテーマ設定し、1年間取り組んだ成果を堂々と披露した。
電気電子科は、地元の小中学生に元気を与えたいと実験を交えた理科の出前授業などを実施。電子機械科は地元企業の指導の下、市内の観光地や店舗のホームページ作成を通して集客力の向上を目指した。土木科は、2008年の岩手・宮城内陸地震被災地のドローン撮影や模型製作による教訓の伝承に励んだ。
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記事全文は、2月6日付の岩手日報本紙をご覧ください。