2023.02.06

大食い女王、託す宝物 盛岡の菅原さん、収集美術品を展示販売

着のあるコレクションを前に、作家らと語り合う菅原初代さん(右から2人目)=3日、盛岡市材木町・彩画堂
着のあるコレクションを前に、作家らと語り合う菅原初代さん(右から2人目)=3日、盛岡市材木町・彩画堂

 かつて大食いを競うテレビ番組で活躍した盛岡市上田の菅原初代(はつよ)さん(59)は同市材木町の彩画(さいが)堂で6日から、自身が趣味で集めた美術品を展示・販売する。昨年見つかったがんと闘病する中で体調の回復を祈りつつも、所有を続けられなくなる場合のことを案じてきた。日々の暮らしに彩りや癒やしをくれた一点一点と、手がけた作家への感謝を胸に「大切にしてくれる人に託したい」と願う。

 会場で3日、彩画堂スタッフや作家有志の協力を得て、菅原さんは準備に当たった。「こんな機会を得られて、心がすがすがしい」と穏やかな表情で思いを語った。

 コレクション展「願わくば、手のひらいっぱいの」は17日まで。日曜休み。午前10時半~午後6時(最終日は同5時)。入場無料。問い合わせは彩画堂(019・622・7249)へ。

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 記事全文は、2月6日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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