病も個性、保護猫カフェ 盛岡・もりねこ、店舗リニューアル

猫の保護活動に取り組む盛岡市の認定NPO法人もりねこ(工藤幸枝理事長)が運営する同市菜園の猫カフェは7日、リニューアルオープンした。従来の規模を縮小し、病気や目が不自由など「個性」を持った猫との触れ合いの場を提供。飼育に対する意識のハードルを下げることで、新たな飼い主探しにつなげる。
店名は保護ねこカフェもりねこ。現在18匹おり、天井からつるした通路を走り回ったり、香箱座りで寝たりと自由に過ごす。いずれも猫エイズといわれる感染症に罹患(りかん)した「FIVキャリア」で片目がない個体も。出血を伴うけんかなどで感染するが、人や人を介して別の猫に移ることはない。口内炎や下痢などの症状が出る場合があるが、発症しないケースもある。
正午~午後6時(最終入店同5時半)。水曜定休で祝日の場合は営業する。問い合わせは同店(019・613・7773)へ。
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記事全文は、10月8日付の岩手日報本紙をご覧ください。