岩手の清酒、PRへ機運高める 盛岡でGI登録記念イベント

岩手の酒を世界へ-。本県で造られる清酒が地域ブランドを守る国の地理的表示(GI)保護制度に登録されたことを受け、仙台国税局(清水雄策局長)などは18日、盛岡市内のホテルでPRイベントを開いた。県内の酒造や流通関係者らが海外での販路拡大、訪日客へのアピールにつなげようと機運を高めた。
「GI岩手スタートアップイベント」と題し、約160人が参加。日本酒ソムリエの千葉麻里絵さん=奥州市出身=が本県の銘柄に合う「しめ鯖(さば)とキウイのブルスケッタ」など県産食材を使った料理を紹介。参加者は各銘柄との相性を楽しみ、本県食材とのマッチングの可能性を探った。
本県の清酒は県内各地に湧き出る名水と「南部杜氏」の技術に支えられた口当たりやわらかで、コメ由来の芳醇(ほうじゅん)なうまみが特長とされる。産地や品質の証明となるGIは海外での信用度を大きく高める。
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記事全文は、10月19日付の岩手日報本紙をご覧ください。