KDDIの高橋誠社長(手前右)に行政指導の文書を渡す金子総務相=3日午後、総務省

 総務省は3日、7月上旬に大規模な通信障害を起こしたKDDI(au)に対し、電気通信事業法上の問題があるとして行政指導した。障害で119番を含む緊急通報や物流、銀行のATMといった幅広い社会インフラに支障が生じたことを重視し、再発防止を強く求めた。

 今回の障害を受け、金子恭之総務相は緊急時に通信会社間で回線を乗り入れる「ローミング」の実現を重要課題に挙げた。総務省は今秋にも有識者会議を開き、議論を本格化させる方針だ。

 金子氏は3日午後、総務省内でKDDIの高橋誠社長と面会し、高橋氏に指導文書を手渡した。