夏の夜に映えた高校生の笑顔 盛岡さんさ踊り、3校がパレード

さんさに懸ける高校生の笑顔が夏の夜に映えた。盛岡さんさ踊り(実行委主催)は2日、盛岡市中央通で2日目が開かれ、岩手女子、盛岡白百合学園、盛岡大付の3校もパレードに登場した。新型コロナウイルス禍で学校対抗で出来を競う「さんさ甲子園」が中止となる中、各校がオンリーワンの群舞を披露。3年ぶりの風物詩を彩った。
「喜び」「先輩の悔しさ」「仲間への感謝」。約30分間の舞にさんさ復活を巡る思いを重ねた。はつらつとした姿で観客を魅了。ゴール地点で仲間とたたえ合う表情は一点の曇りもなかった。
2017年に若者の参加拡大を目指して始まったさんさ甲子園は取りやめとなったが、今年は盛岡商、盛岡中央、盛岡誠桜も含めた6校が一般参加。各校が切磋琢磨(せっさたくま)する光景は見られないが、最高のパフォーマンスを発揮しようという情熱は変わらない。
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詳報は、8月3日付の岩手日報本紙をご覧ください。