青森ねぶた祭始まる 3年ぶり、夏夜彩る巨大武者灯籠
「ラッセラー、ラッセラー」。威勢のよいかけ声とともに「ハネト」と呼ばれる踊り手が跳ね、色鮮やかな巨大武者灯籠が夏夜を彩る「青森ねぶた祭」が2日、青森市で3年ぶりに開幕した。
午後7時過ぎ、ねぶたばやしが響き渡り、ねぶたがゆっくりと出陣。笛や太鼓の音に合わせ、マスク姿のハネトが乱舞した。大型ねぶたは高さ約5メートル、重さ約4トンにもなり、30人前後で回転させると、大勢の観客から大きな拍手が上がった。
7日までの期間中、大型ねぶたとクラウドファンディングなどで制作された「特別ねぶた」計18台、子どもねぶたなど5台が登場する予定。
