県は8日、新型コロナウイルスのオミクロン株の派生型で「BA・5」が県内の患者から初めて確認されたと発表した。従来の「BA・2」より感染力が強い可能性があり、今後ウイルスの置き換わりと「第7波」襲来が懸念される。

 6月1日~7月4日の患者12人に対しゲノム解析を行った結果、28日以降の患者3人からBA・5が確認された。クラスター(感染者集団)の関連ではない。残り9人は全てBA・2だった。

 県によると、海外ではBA・5が免疫をすり抜ける性質などを持つとみられるという報告がある。既存のオミクロン株と比較し、重症度の上昇はみられないとされる。

 達増知事は8日の対策本部員会議で「県内は感染の流行が続いている。マスクを場面に応じて使い分けるなど、基本的な対策を徹底してほしい」と県民に注意喚起した。