2022.07.08

昭和基地から託す一票 参院選事前投票、ファクス使い日本へ

ファクスで投票送信用紙を送る越冬隊員=7日午前9時半ごろ、南極・昭和基地
ファクスで投票送信用紙を送る越冬隊員=7日午前9時半ごろ、南極・昭和基地

 【昭和基地で国際部・菊池健生】南極・昭和基地で活動する第63次南極地域観測越冬隊(沢柿教伸(たかのぶ)隊長)は7日、参院選の事前投票「南極投票」を行った。出発前に手続きを済ませた隊員は、ファクスで約1万4千キロ離れた日本の未来に一票を投じた。

 投票所は午前9時から2時間、基地主要部の管理棟の通信室に設置。隊員は沢柿隊長から受け取った選挙区と比例代表の投票送信用紙に書き込み、ファクスで中央区選管(東京都)に送信した。同選管から隊員が選挙人名簿登録されている自治体選管に送られる。

 南極投票は不在者投票の一種。自治体選管から「南極選挙人証」を交付された隊員が投票できる。立会人は医療隊員の沢友歌さん(41)=国立極地研究所、東京都目黒区出身=が務めた。

 投票した設営隊員の金重真実さん(34)=三機化工建設、北海道函館市出身=は「南極という閉鎖的な環境にいるので、外の世界と関われることがうれしい」と今後の越冬生活への思いを新たにしていた。

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 第63次南極観測越冬隊の活動は、岩手日報本紙をご覧ください。

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