中学校統合に向け動き本格化 住田、24年度の新設開校を目指す

住田町の小中学校長や保護者らで構成する町学校統合推進協議会(佐々木圭一会長)は、町内2中学校の在り方に関する意見をまとめた。生徒数の著しい減少を受け、1校に統合することを前提に統合方式や校名、使用校舎など8項目を検討。町教委は協議内容を踏まえ、統合に向けた動きを本格化し、2024年度の新設校開校を目指す。
町内で4日に会合が開かれ、松高正俊教育長や委員ら約20人が出席。同町の世田米中と有住中を23年度末に閉校し、新設校建設まで当面は世田米中校舎を使用する素案を確認した。新校名は、多くの委員が「住田中」を推した。
校歌、校章の策定方法は専門家への依頼や公募など町教委に委ねることで合意。統合後の通学の安全確保について「スクールバス運行を検討しては」「部活動で帰宅が遅くなった場合の対策が必要」など意見が飛び交った。

◇ ◇
記事全文は、7月6日付の岩手日報本紙をご覧ください。