5日の県内は上空の寒気と湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、午後に雷を伴う激しい雨となった。県のまとめによると、八幡平市小柳田で住家1棟が床下浸水したほか、鉄道のダイヤの乱れや停電が相次いだ。

 盛岡地方気象台によると、1時間降水量の最大値は住田55ミリ、八幡平・荒屋48ミリ、大船渡41・5ミリ、盛岡36ミリ、奥州・江刺33・5ミリなど。盛岡市中心部は午後3時半過ぎから豪雨となり、雷が鳴り響いた。傘も役に立たず、ライトを付けた車が水しぶきを上げて行き交った。

 JR花輪線は雨や倒木の影響で、上下4本が運休や区間運休し、上り1本が4時間34分遅れ、約190人に影響。三陸鉄道リアス線は上下7本が運休や区間運休し、約250人に影響した。花巻空港発の札幌便で出発の遅れが生じた。

 東北電力ネットワーク岩手支社によると、落雷で高圧線が断線するなどして、花巻、北上、奥州、一関、大船渡、釜石の6市で最大1万406戸が停電。大船渡市大船渡町では夕方に一時停電し、複数の信号機が消え、交差点を車が慎重に走行した。