東京五輪の開幕から23日で1年。各国のホストタウンを担った県内自治体は「レガシー(遺産)」を生かそうと大会誘致や交流継続に努力を続けている。

 一方、新型コロナウイルス禍で選手との交流や観戦が制限され、期待された次世代のアスリート発掘・育成効果は限定的との声も。県内では本年度、複数の大規模スポーツ大会を控えており、関係者は五輪で得たノウハウを生かして機運醸成につなげる。

 「ホッケーの町」の岩手町は東京五輪で3人の日本代表を輩出し、アイルランド女子チームを受け入れた。森のアリーナには同国選手のサインが入ったトレーニング機器が残る。町は本年度、交流にちなんだイベントを企画するほか、沼宮内高生のアイルランド派遣も予定する。