奥州市江刺の白金運輸(海鋒(かいほこ)徹哉社長)は、複数荷主の商品を一つのコンテナにまとめて釜石港から輸出する「小口混載事業」を始める。県と3年にわたり実証実験し、需要が見込めると判断した。初回は県産品を積んで24日に出港し、韓国・釜山(プサン)経由で中国に輸出する。荷主は県外港を使うよりも輸送コストを削減でき、少量から輸出できる利点がある。利用次第で定期化も検討し、県内港を活用した県産品の海外販路拡大が期待される。

 白金運輸は19日、奥州市江刺の同社倉庫で岩手県産(矢巾町)のドレッシングやしょうゆなどの県産食品と、ベアレン醸造所(盛岡市)のビールを20フィートコンテナ1個に積み込んだ。釜石港を出港し8月1日に釜山港に着いて再仕分けして、中国の上海港と大連港に向かう。上海は10日、大連は18日に到着する予定。