京都・祇園祭で196年ぶりに復帰する山車「鷹山」の曳き初め=20日午後、京都市

 京都・祇園祭で1826年を最後に巡行を休止している山車「鷹山」が、24日の山鉾巡行で196年ぶりに復帰する。地域住民でつくる運営団体「鷹山保存会」が20日、組み上げた鷹山を試しに動かす「曳き初め」を京都市内で行った。鷹山は織物などの装飾品が取り付けられ、華やかな姿となった。

 鷹山は1826年の大雨で装飾品が汚れ、翌年から巡行を休止した「休み山」となっていた。幕末の争乱「蛤御門の変」(1864年)でほとんどの部材が焼失した。保存会が数年前から復帰を企画し、史料などを基に本体や装飾品の制作を進めていた。

 保存会の山田純司理事長(68)は「感無量」と喜んだ。