「ホストメリ・シェルター」で保護されている子犬=6日、ウクライナ・キーウ近郊ホストメリ(共同)

 ロシアが侵攻したウクライナではペットを連れて避難した人が目立つが、混乱の中で置き去りにされた犬や猫も多い。首都キーウ(キエフ)近郊ホストメリの動物保護施設の創設者アーシャ・セルピンスカさん(77)は「人間が起こした戦争で動物に罪はない。わが子並みに責任を持って守ってほしい」と訴えた。

 セルピンスカさんによると、施設を狙った攻撃はなかったが、周辺では激戦が起きた。「火の雨のよう」な砲撃で屋根や窓は壊れた。犬が駆け回る庭にも砲弾が落ち、一部が犠牲になった。侵攻前は約800匹いた犬猫の一部がショックやストレスで死んだり、逃げ出したりしたという。