宮古市の新遊覧船「宮古うみねこ丸」の就航式が17日、同市臨港通の出崎埠頭(ふとう)で行われた。海のうねりの影響で同日は全便欠航したが、新船を前に大勢が集い三陸観光のシンボルの復活を祝った。

 鮮やかな緑色を基調とした遊覧船が、宮古・一中吹奏楽部の演奏に合わせて入港。達増知事ら自治体や企業の関係者、市民ら計約600人が迎えた。山本正徳市長は「観光のまち宮古の核として新たな遊覧船を走らせる。三陸の海の美しい景色を見ていただきたい」と述べ、建造に対する多くの支援に感謝した。

 公設民営方式で、運航は昨年1月まで遊覧船事業を手がけた県北バス(盛岡市)が担う。浄土ケ浜周辺を巡る定期航路は8月末まで毎日7便を走らせる。運航状況は、宮古うみねこ丸のホームページから確認できる。