安倍元首相が銃撃された現場を訪れた二之湯国家公安委員長(中央)=17日午前、奈良市

 二之湯智国家公安委員長は17日、街頭演説中に安倍晋三元首相が銃撃された奈良市の現場を視察した。県警から事件当日の山上徹也容疑者(41)の行動などについて説明を受け、「しっかりと検証し、警護警備の強化に向けて見直しを行う」と述べた。

 現場は近鉄大和西大寺駅前の商業施設などが立ち並ぶ一角。二之湯氏は鬼塚友章奈良県警本部長から約15分間、当時の状況について聴き取り、現場近くの献花台の周辺では安倍元首相が演説していた場所に向かって黙とうした。

 視察後の取材に「重大な結果を招いた警護警備の問題点を早急に洗い出し、具体的な対策を講じていくことが必要だ」と話した。