県栽培漁業協会(大井誠治会長)は15日、大船渡市末崎町の同協会施設で育てたヒラメの稚魚を今季初めて出荷した。

 職員7人が稚魚を水槽からバケツですくい上げ、手際よく輸送用トラックに移した。綾里漁協(同市)、広田湾漁協(陸前高田市)に計約6万2千匹を運び、同日中に各漁協の海域から放流された。

 稚魚は5月にふ化し、2カ月程度で体長約5センチまで成長。成育は今季も順調で、9月までに約110万匹を県内22漁協へ出荷する予定。出荷量は平年並み。2~3年で約30センチほどになり、水揚げが可能となる。