15日から16日にかけて、岩手県内は県南を中心に大雨となり、道路の冠水やのり面が崩落する被害が出た。県によると、16日午前10時現在、人的被害は確認されていない。

 一関市藤沢町、同市花泉町では各地で道路が冠水。のり面などの崩落による通行規制も相次いだ。同市花泉町油島では、道路が10センチ以上冠水し、周囲の水田を含めた一帯が水に浸る場所もあった。阿部憲治さん(71)は「こんなに水が上がったことはない。これ以上降らなければいいが」と心配していた。

 陸前高田市小友町で、倒木による県道の通行止めが発生したほか、大船渡市大船渡町では市道ののり面が崩落した。順次復旧している。

 JRは東北、釜石、北上、大船渡、山田の各線で一部運休。三陸鉄道も盛ー釜石間で運転を見合わせた。