北上市諏訪町の諏訪神社(田村昌義宮司)は14日、末社の八坂神社で宵宮祭「きゅうり天王さん」を開いた。参拝客はキュウリを奉納し、新型コロナウイルス感染症の収束を願った。

 さい銭箱の前にたくさんのキュウリがささげられ、家族連れが手を合わせて祈願。母親と訪れた北上・黒沢尻西小3年の中崎海仁(かいと)君は「家族の健康、ウクライナでの戦争が早く終わること、そしてコロナが早く収まりますようにとお祈りした」と力強く語った。

 同祭は、かつて疫病がまん延して井戸が使えなくなった際、人々がキュウリを食べて水分を補ったという言い伝えが由来。疫病退散の思いを込めて毎年7月14日に開かれている。