宮古市重茂の市重茂水産体験交流館「えんやぁどっと」は12日、本年度最後の焼きウニ製造ツアーを受け入れた。昨年1月にオープンした同館は海産物の加工体験が好評を得ており、今後の利用促進に弾みをつけた。

 本県の内陸部から19人が参加。交流館を運営する漁協職員の説明を受け、水揚げされたばかりのウニを次々と割った。むき身をアワビの貝殻にこんもりのせ炭火で焼き上げると、立ち込める香りに目を細めた。盛岡市川目の吉田礼子さん(72)は「自分でむいたウニはひとしおおいしい」と満足そうに話した。

 本年度の体験ツアーは県内の旅行業2社と連携して企画され、6月下旬から7回実施。紫波町のファミリー観光岩手の佐藤正広常務(44)は「申し込みはすぐに定員に達し、満足度もかなり高い」と手応えを感じた。