水田に稲で絵を描く「田んぼアート」の本県の草分け的存在だった、奥州市の田んぼアート実行委(森岡誠会長)が解散した。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続き、委員の高齢化もあって活動再開は難しいと判断した。

 森岡会長(70)と三宅信雄事務局長(71)は13日、同市水沢南町の市社会福祉協議会に活動資金の残余金を寄付。田面木(たものき)茂樹会長に手渡した。

 実行委は1次産業の情報発信を目指し2008年に発足。田んぼアートは多くの人の関心を呼んだ。同市出身の米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手や歌舞伎役者松本幸四郎さんが直接手がけた図案を用いた「高麗屋三代」などでも注目された。