二戸市は、昨年11月に99歳で亡くなった名誉市民で作家の瀬戸内寂聴さんをしのぶ会を計画している。同市浄法寺町の天台寺名誉住職を務め、青空法話で孤独や悩みを抱える人に寄り添い続けた。気さくで温かい人柄を振り返りながら、住民らが悼む場とする。

 しのぶ会は、寂聴さんの命日の11月9日前後を計画。在りし日の寂聴さんの写真や映像の上映、市民らの追悼の言葉などを想定する。今後、関係団体と実行委員会を立ち上げ、具体的な内容を協議する。

 寂聴さんは1987年に天台寺住職に就き、引退するまでの18年間、名刹(めいさつ)の復興に力を尽くした。恒例の「青空法話」には県内外から多くの人が訪れた。東日本大震災直後には、激励のメッセージを寄せたほか、被災地を訪れて多くの被災者を励ました。