花巻市は、民間の産業用地開発を支援する制度を創設した。道路や下水道などインフラ整備費の半額(上限3億円)を補助する。市内の産業用地は分譲率95・1%に達し新たな用地確保が課題で、民間の開発を促し企業誘致を進める。

 県によると、市全域を対象とする同様の制度は県内初。製造業やソフトウエア業、運送業などの立地(賃貸も可能)が条件となる。

 市内で分譲可能な産業用地はテクノパークの1区画(0・3ヘクタール)、花巻第2工業団地の3区画(8・3ヘクタール)のみ。市が計画する実相寺・山の神地区の産業用地は、2025年に分譲開始の見込み。早期に進出を希望する企業の要望に応えられない状況で、新制度で用地開発を後押しし企業の進出につなげたい考えだ。