鳥インフル、県が移動制限を解除 岩手サファリパークにぎわう

一関市の施設で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、県は4日、鶏などの移動を禁じる移動制限区域(発生施設から半径3キロ圏内)を解除し、一連の防疫措置を完了した。施設での感染を公表した同市藤沢町の岩手サファリパーク(千葉秀幸支配人)は同日、対策を徹底して営業を再開。大勢の家族連れらが動物と触れ合い、園内には約3週間ぶりににぎわいが戻った。
新たな感染確認がなく、国の防疫指針に基づいて解除となった。県によると、半径10キロ圏内には100羽以上を飼う養鶏農場が16戸あり、約74万羽が飼育されているが、これまでに異常は確認されていない。
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詳報は、6月5日付の岩手日報本紙をご覧ください。