久慈市と住宅・樹脂加工大手の積水化学工業(加藤敬太社長)は28日、同市の侍浜市民センターに太陽光パネルと蓄電池を設置し、使用電力の「自給自足」を目指す実証を始めた。2024年3月末まで行う。

 開始式を同センターに隣接するふれあい交流センター(体育館)で行い、遠藤譲一市長、同社の吉岡忠彦新事業開発部長らが出席。遠藤市長が「2050年までに市で使用する電力を100%再生可能エネルギーに変換する取り組みを進めている。今回の実証の成功が今後の動きにも関わってくる」と期待を寄せた。

 体育館に太陽光パネル(出力8.8キロワット)28枚と蓄電池(12キロワット時)1基を設置。両センターが1年間で使用する電力の60~70%を賄う。家庭用蓄電システムを転用しており、全国の公共施設での普及を目指す。