2022.06.27

焼石岳(奥州市)=6月26日

焼石情報

報告:環境省自然公園指導員 日本自然保護協会自然観察指導員 菅原 壮

アラゲヒョウタンボク実

 中沼登山口から入山。4~50人ほどの登山者がすでにおりました。姥石平付近の花は最盛期を過ぎ、これから夏の花へと変わりつつあります。ハクサンフウロウやオノエラン、ヒナザクラ、ミネウスユキソウなどが観察できるようになってきました。7月10日ごろからがトウゲブキやクルマユリが咲き出すでしょう。

 登山道は、つぶ沼分岐地点までは残雪がなくなりました。分岐点は3メートルほどの雪の壁になっており、雪壁にステップを切りお助けロープを付けてあるので、登攀(とうはん)にご利用ください。

 登山道沿いでは、まだいろいろな花が観察できます。リュウキンカやサンカヨウ、ツバメオモト、ツルシキミ、ツクバネソウ、コバイケイソウ、ミツガシワ、ハクサンチドリ、オオバミゾホオズキ、カラマツソウ、ミヤマカラマツ、アラゲヒョウタンボクの実などが観察できます。大雪渓は硬く氷状態の所があるので、アイゼンがあった方が安心です。

 銀明水避難小屋を「宿泊施設」と勘違いして利用している登山グループが、最近多いようです。あくまで「緊急避難用の山小屋」なので、宿泊目的の利用は遠慮してくださいということです。

中沼
コバイケイソウ
カラマツソウ
ツルキツネノボタン
ムラサキヤシオ
タムシバ
分岐点の雪壁お助けロープと階段
ハウチワカエデ花と実
オオバミゾホオズキ