大船渡市三陸町の越喜来漁協(船砥(ふなと)秀市組合長)は17日、間引きウニを蓄養する実証試験を始めた。昨年度まで同市の綾里漁協が行った試験では、天然物と遜色ないウニを出荷できており、越喜来でも同様の成果を目指す。

 試験は県から受託した事業。同日はダイバー3人が越喜来湾内で、磯焼けなど餌不足の影響で身入りが悪い「やせウニ」を採取し、試験を行う越喜来漁協管内の漁港内に移した。今後、数日かけて約1トンを移す。

 綾里の試験と同様、発光ダイオード(LED)で24時間光を当て、放精・放卵を遅らせることで身入りの良いウニを育てる。餌には生や塩蔵の海藻を利用。密漁防止へカメラを設置し24時間監視する。