2022.06.17

小砂川チトさん(盛岡出身)、芥川賞候補に 「家庭用安心坑夫」

小砂川チトさん(©大坪尚人)
小砂川チトさん(©大坪尚人)

 第167回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作は16日発表され、芥川賞に盛岡市出身の小砂川(こさがわ)チトさん(32)の「家庭用安心坑夫」(群像6月号)がノミネートされた。芥川賞は1935(昭和10)年の創設以来、初めて候補者が全て女性となった。

 小砂川さんの作品は、不安定な心を抱え東京で暮らす中年女性が主人公。彼女の元にある日、古里秋田に置き去りにしてきた「父」が現れる-。ユーモアとリアリズムを両立した作風、緻密な心理と情景描写が光る作品だ。新人作家の登竜門とされる第65回群像新人文学賞(講談社主催)に選ばれている。

 小砂川さんは90年生まれ。中学校まで盛岡市で過ごし、高校進学に伴い上京した。慶応大大学院社会学研究科心理学専攻修了。本名非公表。

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 記事全文は、6月17日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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