2022.06.15

マタハラ「中絶や退職促された」 山田の女性、勤務先に賠償請求

「マタニティーハラスメントの被害者をつくりたくない」と訴訟を起こしたことを明らかにした女性(右)と夫
「マタニティーハラスメントの被害者をつくりたくない」と訴訟を起こしたことを明らかにした女性(右)と夫

 山田町の介護施設に勤めていた同町の女性(34)が、妊娠判明時に中絶や退職を促されるなどのマタニティーハラスメントを受けたとして、施設を運営するNPO法人と女性理事長に対して800万円の損害賠償を求める訴訟を盛岡地裁宮古支部に起こしていたことが14日、分かった。女性はこの施設に勤務した間に2度子を授かったが、出産には至らず仕事も辞めた。大きな精神的苦痛を受けたとして「同じ被害者をつくりたくない」と訴えている。

 「妊娠を報告した時の第一声は『(妊娠中の他の職員と)かぶったか』。良かったねと言われると思っていたのでショックだった」。女性は岩手日報社の取材に対して無念さと怒りが交じったような声で当時を振り返った。

 訴状によると、2020年6月下旬ごろ、女性が被告の理事長に第3子の妊娠を報告したところ「辞めてもらいたい」「今回は諦めてほしい」などと退職や中絶を促されたとされる。同年4月に入職して間もない時期で、つわりを理由に休暇取得を請うと「入ったばかりで迷惑」とも言われた。

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 記事全文は、6月15日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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