拝礼式を控えた千鳥ケ淵戦没者墓苑の納骨堂=30日午前、東京都千代田区(代表撮影)

 第2次大戦中に海外などで亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する厚生労働省主催の拝礼式が30日、東京都千代田区の千鳥ケ淵戦没者墓苑で開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続中止となっていたため3年ぶりの開催。今年の新たな納骨は217柱で、これまで納められた遺骨と合わせると37万269柱になる。

 式典には、秋篠宮ご夫妻や遺族代表ら計約140人が参列した。

 遺族として参列した埼玉県小川町の農業武藤義旦さん(88)は「亡くなった父をしのんで毎年参加している。二度と戦争が起こらないようにしてほしい」と話した。