花巻東、4大会連続の優勝 春季高校野球県大会最終日

第69回春季東北地区高校野球県大会最終日は29日、野田村のライジングサンスタジアムで決勝と3位決定戦が行われ、決勝は花巻東が盛岡大付を21-2で下した。花巻東は中止になった2020年を挟み、4大会連続10度目の優勝を果たした。3位決定戦は久慈が6-5で盛岡三に逆転勝ちし、5大会ぶりの東北大会出場を決めた。
花巻東は四回までに5点をリードし、五回は渡辺陸(3年)の2打席連続本塁打など一挙11点を奪った。19安打21点を挙げて、大勝した。盛岡大付は六回に佐藤洋輔(3年)の三塁打などで2点を返したが、及ばなかった。
久慈は六回に3-3に追いつき、九回に米田奏翔(2年)の中前2点適時打などで勝ち越した。盛岡三に1点差まで詰め寄られたが、小向陸斗(3年)がピンチを抑え、逃げ切った。
◇ ◇
高校野球の試合結果は岩手日報本紙をご覧ください。
<最終日>(5月29日)
◇決勝・3位決定戦
【野田村・ライジングサンスタジアム】
▽3位決定戦
久慈
000 111 003-6
002 010 002-5
盛岡三
▽決勝
花巻東
103 1112 300-21
000 00 2 000-2
盛岡大付
※5回表の花巻東の得点は「11」