アフリカゾウの餌やり自動化 盛岡市動物公園が装置開発し運用

盛岡市新庄の市動物公園(辻本恒徳園長)は、岩手大などと連携しアフリカゾウの自動給餌機「給ちゃん」を開発・運用している。1日の大半を餌の確保に費やす野生動物の生態に近づけるため、飼育員がいない夜間や早朝にも定期的に餌を与えることで、問題行動の減少を目指すもの。インターネットで設計図を公開し、他園での活用も呼びかけている。
同園の厩舎(きゅうしゃ)。飼育員がボタンを押すと天井からネットに入った乾草が下りてきた。マオ(雌、19歳)は鼻を器用に使ってつまみ出して口へ運ぶ。約30分で完食し、採食中に水を飲む場面もあった。
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記事全文は、5月28日付の岩手日報本紙をご覧ください。