県栽培漁業協会(大井誠治会長)は25日、大船渡市末崎町の同協会本所で本年度のアワビの稚貝出荷を始めた。9月までに約390万個が県内外に供給される。

 昨年春に採卵し、1年かけてコンブや飼料を食べて育った稚貝は平均2.5センチ。同日は従業員ら約20人が手際よく選別、箱詰め作業を行い、11万1千個を山田町の船越湾、三陸やまだ両漁協へ出荷した。

 同協会の伊藤克宏専務理事(63)は「海は昨年に増して海藻が多く、成育に期待がかかる。大きくおいしくなって皆さんの口に届くといい」と願った。