2022.05.26

<広華会らしんばん>盛岡・小野信太郎さん

時代に合う模様探求

盛岡・小野 信太郎さん(蛭子屋小野染彩所)

 南部家の御用染師に由来し、伝統的な染色を施した着物や帯、のれん、ポーチなどを販売する盛岡市材木町の蛭子(えびす)屋小野染彩所。17代目の小野信太郎社長(90)は「コツコツと時代をつないできた模様の良さを伝え続けたい」と力説する。400年以上の歴史を持ち、動植物をモチーフにしたものを中心に300以上の柄がある。脈々と受け継がれてきた技法に誇りを持ちつつ「時代に合った色使いや模様を探求し、日常生活で使いやすい商品を提供することが大切だ」と文化の継承に意欲を燃やす。