2022.05.25

クマ活発化、被害が相次ぐ 昨季より速いペース、住宅街で目撃も

扉が壊され、穴が開いた鶏小屋を確認する男性=21日、大槌町吉里吉里
扉が壊され、穴が開いた鶏小屋を確認する男性=21日、大槌町吉里吉里

 ツキノワグマの活動が県内で活発化し、人的・物的被害が相次いでいる。本年度は24日現在で少なくとも5人がクマに襲われけがをした。2020、21年の同時期の人的被害は各1人だったが、今季は速いペースで被害が確認され、住宅街での目撃情報もある。近年は管理が行き届かない山や耕作放棄地の増加によってクマの生息域と人里の境界が曖昧になり、人の生活圏に出没しているとみられる。登山や山菜採りで入山する機会も増える中、関係者は適切な対策を呼びかける。

 大槌町吉里吉里(きりきり)の土木作業員の男性(62)方では、18~20日の3夜連続でクマが庭に侵入。木造の鶏小屋が壊され、シャモ1羽が襲われた。19日は男性が物音やシャモの鳴き声に気付いて駆け付け、体長1メートルほどのクマ1頭と遭遇。とっさにアルミ製の足場板を投げて追い払った男性は「シャモを守るのに必死だった。小屋に防護網を張ったが、また来るだろう」と警戒する。

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 詳報は、5月25日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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