県内市町村は新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、先行している一部対象者以外の一般住民向けに準備を進めている。岩手日報社の調べでは、全14市のうち10市で開始時期が決定。6月から順次始まり、7月に接種がピークを迎える見通しだ。

 対象は60歳以上と、18歳以上で持病がある人や重症化リスクが高い人。ワクチンは十分な供給量を確保できるめどが立っている。県内14市のうち宮古、花巻、一関、奥州の4市は6月、接種に着手。ピークを7月と想定する市が多く、9月末までに一段落するとみられる。

 一関市はかかりつけ医などによる個別接種を基本とし、集団では行わない。3回目接種までと同規模の50以上の医療機関の協力が得られる見込みで、使用するワクチンは米ファイザー製または米モデルナ製を予定している。市新型コロナワクチン接種対策室の松田京士室長は「個別接種で十分対応できる。9月までにおおむね終了することを目指す」と態勢に万全を期す。