観光庁は、外国人観光客の受け入れ再開に向け、本県など12県で海外の旅行会社を招くツアーの実証事業を始める。県内は24日から、米国の関係者が花巻市や平泉町などを7泊8日で回る。政府は新型コロナウイルス対策を検証し、本格的な往来再開に備える。

 本県を訪れる米国グループは同日に成田便から入国。花巻市の花巻温泉、平泉町の中尊寺、沿岸の三陸鉄道のほか、山形県を巡る。米国側は4、5人の少人数で、日本の旅行会社の添乗員が同行する。

 実証事業には米国とオーストラリア、タイ、シンガポールの4カ国の旅行会社の関係者約50人が参加。28日までに入国し、長野や大分など計15行程を旅行する。ツアーを通じて移動中のマスク着用など感染対策、コロナ感染が判明した際の医療機関への連絡体制などを確認し、受け入れのガイドラインを策定する。