2022.05.21

雄星の仲間たち(6) 及川彩子さんのMLBリポート

トレバー・リチャーズ(投手)

 リリーフ投手として活躍する29歳。大リーグは5年目だが、経歴はかなり異色だ。
 大学時代にドラフトにかからなかったため、卒業後は独立リーグでプレーしていたが、オフの期間は地元の小学校で教師として「担当の6年生に全教科教えていた」と言う。
 当時の教え子たちはリチャーズを今でも応援してくれている。
 独立リーグでの活躍が認められ、2016年7月にマイアミ・マーリンズに入団。2018年4月に悲願の大リーグデビューを果たした。その後、移籍を繰り返しブルージェイズは昨年入団。抑えの要として毎試合のようにマウンドに上がる。
 「心身ともに準備が大変だけど、ワールドシリーズ制覇に向けて全力で戦っていきたい」と目標に向けて戦っていく。


ザック・コリンズ(捕手)

 春季キャンプ最終日にシカゴ・ホワイトソックスから移籍。
 「青天の霹靂だったので本当に驚いた。新しいチームで一から投手陣のことを学ばなきゃいけなくて大変だったけど、皆が温かく迎え入れてくれた」と開幕直前の慌ただしい日々を振り返る。
 開幕後すぐに正捕手のジェンセンが故障者リストに入ったため、コリンズが一刻も早くチームになれることが急務となった。投手のデータを研究し、ブルペンでは投手に声掛けし、1日も早く全員の球を受ける努力をした。
 DHとしても4月にすでに3本塁打。
 「今季初本塁打の時に皆がとても祝福してくれてうれしかった」と振り返る。
 オフには魚釣りやサイクリングなどアウトドアを好む。
 「休みの日にトロントの街を散策するのが楽しみ。新しい街、新しいチームでしっかり頑張っていきたい」

及川 彩子(おいかわ・あやこ)さんPROFILE
及川彩子

 米ニューヨーク在住。陸上、サッカー、ゴルフなどを幅広く取材するフリーライター。45歳。北上市出身。

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