2022.05.20

防災学習、最新のデータも反映 釜石・鵜住居小

津波の被害想定と防災施設の関係性について話し合う鵜住居小の4年生
津波の被害想定と防災施設の関係性について話し合う鵜住居小の4年生

 釜石市の鵜住居(うのすまい)小(佐藤一成校長、児童140人)は本年度、防災学習に日本海溝・千島海溝沿い巨大地震を含めた最大クラスの津波浸水想定を盛り込み、19日に初回の校内研究授業を行った。最新のデータも反映しつつ教訓や防災のメカニズムを伝える。東日本大震災の発生から11年がたち震災後に生まれた児童が大半を占める中、「起こり得る」ことを意識してもらい、有事の率先避難につなげていく。

 「想定される津波は震災よりも高いのに、被害を受ける範囲が少ないのはなぜだろう」。同日の校内研究授業で伊藤翔悟教諭(27)が4年生27人に問いかけた。震災伝承施設での事前学習も踏まえ、児童はグループで話し合い「防潮堤ができた」「水門が閉まるから」と導き出した。

 震災で最大11メートルの津波が押し寄せた鵜住居町では当時、鵜住居川の河口に水門がなく、建物の約7割(1750戸)が被災。今年3月に県が公表した日本海溝・千島海溝沿い巨大地震を含めた最大クラスの津波浸水想定によると、同校に近い片岸海岸の最大津波高は15メートルで震災を上回った。

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 記事全文は、5月20日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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