輝きを増す奇跡の一本松 LEDで色や明るさ、自由に調節

県電気工事業工業組合青年部(千葉政芳部長)は18日、陸前高田市気仙町の奇跡の一本松をライトアップする照明器具を9年ぶりに更新した。色や明るさを自由に調節できるようになり、6月の点灯式後に運用が始まる。
部員約30人が作業。既存9基のうち、幹から約8メートルの位置にあった単色の照明6基を外し、最新の発光ダイオード(LED)照明3基を新設した。光の三原色(青、緑、赤)を組み合わせ、さまざまな色で照らせるという。
同日夕に試験点灯し、カラフルな光が復興の象徴とされる一本松や震災遺構・陸前高田ユースホステルを照らした。