普代村明神 釜谷寿人さん(79)

 村内外に出向いて海の風景や浜の営みなどを切り取り、カメラに収めるのがライフワークだ。昭和の三陸フェーン大火で住んでいた太田名部地区が被災した。自宅も全焼したが「この瞬間を撮らなければ」と焼け野原になる前の一帯を撮影。写真に宿る記録性を実感した。新型コロナウイルス禍や漁業不振で苦しい時期が続く。大漁の秋サケに沸く網起こしを撮れる日を楽しみに、今後も地域を見つめていきたい。