2022.05.16

貴重な太陽、極地照らす 「極夜」迫る

昭和基地(手前)から望む極夜前の太陽と雲海。午前10時33分に日の出直後の光景が広がる(本社ドローンで国際部・菊池健生撮影)
昭和基地(手前)から望む極夜前の太陽と雲海。午前10時33分に日の出直後の光景が広がる(本社ドローンで国際部・菊池健生撮影)

 【昭和基地で国際部・菊池健生】南極・昭和基地では、太陽が日に日に貴重さを増していく。太陽が全く昇らない「極夜」が月末に迫り、拝める時間は現在4時間半ほど。極地の澄んだ空と雪氷は昼間でもオレンジ色に染まる。

 湿った空気が流れ込んだ影響で、12日は朝から霧に包まれた。日の出前、午前9時の気温は氷点下22・5度。同10時過ぎ、太陽が北東方向から顔を出す。照らされた雲海が輝いた。

 今月末に極夜に入ると、太陽は7月中旬まで見られなくなる。63次越冬隊の設営隊員、馬場健太郎さん(40)=総合研究大学院大、川崎市出身=は「朝と夕方しかない不思議な感じ。極夜に入ればどれだけ冷えるのだろうか」と朝日を眺めた。

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 第63次南極観測越冬隊の活動は、岩手日報本紙をご覧ください。

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