2022.05.16

アミガサタケ、産地化へ前進 県林業技術センター

ビニールハウスで育つアミガサタケ。成松真樹上席専門研究員は「栽培技術を確立し、産地化したい」と取り組みを進める=矢巾町煙山・県林業技術センター
ビニールハウスで育つアミガサタケ。成松真樹上席専門研究員は「栽培技術を確立し、産地化したい」と取り組みを進める=矢巾町煙山・県林業技術センター

 県林業技術センター(矢巾町、西島洋一所長)は、高級キノコのアミガサタケをハウス栽培し、子実体(しじつたい)(キノコ)が生えるまでの期間を大幅に短縮することに成功した。DNA型解析で選抜した菌糸を用い、適切に温度管理して実現させた。国内流通の多くは輸入品で、県内で安定生産できる方法を確立し産地化につなげたい考えだ。

 同センターは栽培に適した種類を探すため、全国からアミガサタケを収集。岩手生物工学研究センター(北上市)で菌糸のDNA型解析を行い、先進地の中国の栽培種に近い菌株を選び栽培試験を進めてきた。

 昨年10月に黒色型の28種類の菌株をビニールハウスの土に植えた結果、今年2月に子実体2本が生えているのを確認。3月中旬までに、6種類の菌株から27本の子実体が発生した。同じく選抜株を用い、自生状態と同じ屋外で行った試験(2020年3月~21年4月)では生えるのに約1年かかったが、ハウスで冬の温度低下を抑えたところ8カ月程度短くなった。

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 記事全文は、5月15日付の岩手日報本紙をご覧ください。

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